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砂の栄冠 1~17巻
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オススメ度 4.1点
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三田紀房先生の作品はリアリティを追求し、厳しい現実とその現実に立ち向かう為の具体的な方法が紹介されていて非常に為になります。
群馬県の県立校・桐野高校は創立100年まであとわずかだった。
野球部も90年以上の歴史があるが、甲子園出場はいまだなく、OB会や後援会などの期待を裏切る年が続いていた。
野球部の監督はクロカンこと黒木竜次。
監督就任3年目で県大会ベスト4、4年目で準優勝と、桐野を県内の強豪に押し上げた。
しかし、粗暴な言動、定石を破り捨てるようなバクチ采配、後援者の助言を意に介さない態度に、周囲からは監督更迭の声すらあがっていた。
4年目の夏も準優勝、その秋もベスト4に終わり、きわどい状況に立たされた黒木だったが、少数の理解者と彼を慕う部員たちの尽力により、どうにか監督の座は守られた。
5年目の夏、県大会で優勝し、ついに甲子園出場が決定したが、再び後援者側と意見が衝突したことにより、黒木は甲子園で指揮を執ることなく野球部を去ることになった。
鎌倉西高校(通称・鎌西)1年生、四ノ宮純は1年目の夏の大会にてエース投手の故障で先発登板のチャンスを得て、9回二死までは無失点だったものの、二死満塁から最後の1ストライクが取れず、連続押し出し四球を与えてサヨナラ負けを喫する。
四ノ宮はこの押し出し四球がトラウマになり、練習でもストライクが取れないほどになったが、1年秋の秋季大会には復帰した。辛うじて得失点差で予選リーグを突破するものの、県大会では惨敗してしまった。
この秋季大会以後、貞兼部長が「勝つ野球」を推し進めていくことになり、チーム内は「勝つ野球」か「楽しい野球」かで揺れることになるが、キャプテン長瀬を中心にして最終的には勝つ野球でまとまっていく。